HaHaJIMA Diving Point Map
表情豊かな母島列島の海を少しだけご紹介します。

🔹四本岩
そそりたつ岩の影で旋回するイソマグロの群れを間近に観察できるポイント。
ノコギリダイ、ヨスジフエダイの塊やフエダイの群れも見られる。主のようなスジアラやコクハンアラも住み着いている。でっかいアオヤガラの群れがいい感じ。
🔹イワシ根
砂地の海に根が立ち並ぶ。細いトンネルの出口にはクリーナーシュリンプのマンションが見られる。砂地のため、エイの仲間も多くみられるなかなか迫力のあるポイント。
🔹サワラ根
たいがい、潮が速い。コンディションが良くないと入っちゃいけない、外洋丸出しのポイント。ゆえに多くの種類の回遊魚が見られるほか、ボトム付近ではシロワニ遭遇率が高い。クマザサハナムロが無限に湧いてくる!
🔹沖村浅根
複雑に入り組んだクレパスのラビリンス。
根の隙間から湧いて出てくるぷりぷりと太ったミナミイスズミ、カッポレ、イシガキダイが見もの。差し込む光をバックライトに彼らのシルエットが視界をよぎる。
🔹蓬莱根ビーチ
砂地のグランドにミドリイシ類の珊瑚がひろがる。まったりキラキラダイビングが好みのダイバーにオススメ。こんなポイントでもバラクーダや大型のアジが遊びに来るのも母島ならでは。
🔹蓬莱根沈船
真っ白で広大な砂地の底に沈む第22西海丸。家路を失った魚たちが今では巨大コロニーを作り上げ、砂漠のオアシスを彷彿とさせる。
早朝、ナイトダイビングのポイントとしても大活躍。チンアナゴも半端ない。
🔹御幸之浜
美しい珊瑚礁にいろんな魚たちが集まってくる!砂地でじっとしているだけでいつの間にかイスズミ、ハマフエフキ、アジアコショウダイ、ブダイなどに取り囲まれてえらいことになるエキサイティングなポイント。GTに会えることも。
🔹舵掛1
ユニークな地形の中を縫うように探検ダイブ。細かい魚たちの中には珍しい生き物がもりだくさん!ワイド派もマクロ派も楽しめるエンターテイメント抜群のポイント。
🔹舵掛2
一見ダイナミックな地形のポイントだが、その肌には愉快なほど様々なウミウシたちが暮らしている。1本と言わず、連続で潜ってどれだけのウミウシたちと出会えるか、是非試してほしい。
🔹メガネ岩
ポツンと頭を出す岩礁の海の中はいろんな魚たちの拠り所。それぞれが群れているので迫力抜群。ウメイロとウメイロモドキ、見分けられるかな?
🔹ザクザク
表情豊かな浅根ポイント。モンツキハギやキイロハギなどを中心にハギ類、チョウチョウウオ類の多い庭のようなポイントもあれば、オグロオトヒメエイが群れて旋回する砂地もある。冬の終わりにはユウゼン玉が闊歩する。
🔹帆掛岩
向島と平島の中間に頭を出す帆掛岩の水面下はダイナミックな岩の、魚たちのねぐら。岩陰を好む生き物たちの集合住宅となっている。深度の浅いラインも美しい魚たちが集まっているが潮がおだやかではないのは想像に易い。
🔹小高根
まったりと磯の生き物を観察するのにオススメのポイント。そんな海でもオビシメやクチジロ(イシガキダイ)が泳いでいるのが小笠原。
🔹石門崎
まだまだミステリーな石門崎。潮加減で見える景色はがらりと変わる。何と会えるのかは潜ってみてのお楽しみ。
🔹ウェントロ
浅い棚にも関わらず、ブラックマンタに出会ったりしてしまうミラクルポイント。多分そのうちイルカにでも出会えるはず。きっと会う。そんなヨコシマな気持ちを抱きつつスジクロハギでも眺めて待とう。
🔹裏高根
エントリーした瞬間、大量のコバンアジ。しかもでかい。オオバンアジかもしれない。とか思っているうちにイケカツオも群れてやってくる。そんな具合に水面から楽しませてくれるタイミングもある。
🔹女根
潮の影から無限に湧き出るミナミイスズミ。その後ろから追ってくる好奇心旺盛なクチジロ 集団。そんな彼らの渦の中で無心になれば、南からの波に乗ったイルカたちが目の前を通り過ぎたりする走馬灯のような風景を見ることになる。
🔹東崎
大海を背に、潮のかかるその突端で出会うものは地形に似合ったダイナミックな出で立ちの生き物たち。
芸術的なアングルで是非あなたのカメラに収めていただきたい。
🔹北港
母島の北端でひっそりとしているが、島民の間では一番人気のビーチ。湾の両脇は繊細な珊瑚たちに成魚に満たない子供たちの群れがひしめき合っている。中央は美しい砂地のベッド。右手の洞窟にはなんとクリオネが!(季節物)
🔹東港
利用されていない大きくて立派な港。イルカもマンタもザトウクジラも紛れ込んで入ってくる玉手箱ポイント。ネムリブカはもちろん、シロワニの確認報告もある。広いのでたっぷり時間をかけて!
🔹脇浜
離島にあるまじき透明度だが、時期次第ではネムリブカやマアジ、ホウセキキントキなどが塊で見ることのできる魅惑的な浜。
サンゴの種類も多く、ウミガメやカンパチも紛れ込む侮れないポイント。
🔹沖のはえ
ここに入るならリスクも承知の上で。外洋を潜るのだから仕方がない。いろいろ出る。危ないやつもいる。潮もガンガン。ぶっとび覚悟でお願いします。
🔹地のはえ
大物はもちろんですけど!色彩豊かな踊り子たちも見逃さないでね!大人の事情によりなかなか入れるポイントではないので普段は封印されています。行けたらラッキー❤️
🔹長浜
ダイナミックゴロタ。
岩の間を縫うように彷徨えば、同じく彷徨っているハマフエフキやイシガキダイがあなたの後を追う。ラストはアカヒメジに包まれて!

🔹水浜
迫力あるコモンシコロサンゴに様々な根魚たちが平和に暮らしている景色が広がる。あまり動かず、ゆっくりと魚たちを観察したり、点在する砂地で寝転がってゆらゆらしたり、好きにしてちょうだい。
🔹アナダイ
どこぞの庭園のように広がる様々な珊瑚。
差し込む眩い光に踊る魚たち。
中層を優雅に飛ぶマダラトビエイ。
楽園とはこの場所のことを言うのだろうか。
🔹マグロ穴
見所いろいろなポイント。穴の中にイソマグロがいたりいなかったり。ロウニンアジやネムリブカまでぐっちょり入ってきたり、こなかったり。深度を下げればレアな生き物と出会ったりお出かけ中だったり。
🔹水玉
砂地や岩陰のこまかいものを探しているとき、イソマグロやロウニンアジがあなたの背後を静かに通り過ぎるだろう。タコも多い。
20m以浅のハナヒゲウツボとヘルフリッチを探そう。
🔹西鼻1
向島の北端の根まわり。ちょっと深度はあるけれど、とりあえずコクテンカタギに会いに行こう。群れてるし、綺麗だし。
ロウニンアジも群れる、ミステリアスな曲がり角。水中展望台もある。
🔹西鼻2
ノコギリダイやヨスジフエダイが昼寝する風景ただようピースフルなポイント。なまこもいっぱい。そんな浅瀬の隣が西鼻1なので、いろいろ紛れ込んでくることもあるだろうけど驚かないでね。
🔹大ビーチ
お魚いっぱい。お魚に囲まれたいならここ。
早朝ダイビングでもよく行くポイント。だって光が綺麗に差し込むんだもの。
🔹万吉場
海底に広がるコモンシコロサンゴ群に多くの根魚が集まる。そこかしこに大きなアオウミガメが休憩している個性的な風景のポイント。冬場は言わずと知れたホエールダイビングの穴場。ある者はここで神を見たと言う。
🔹コペペ沖
向島の裏を回るとプライベート感あふるる小さなビーチがある。その沖に沈む根に潜ってみよう。
夜はここにボートを浮かべて一杯やりながら満天の星空を眺めてみたい。きっと日本一。
🔹小湊
一見なにもなさげなゴロタの湾内にぽちょんと落ちた瞬間、どこからともなくやってくる小笠原中のウメイロモドキ。こんなの初めて❤️
ドリフトがお好みならダイナミックなウォールダイブをどうぞ!
🔹大根(姉島)
地形はいい。
あとは潮次第。
🔹アネノネ
それはまるで海の絵巻物。潮というトロッコに乗っていれば、小笠原母島総集編さながらの景色が目の前を流れていく。こんなに愉快な海を他に知らない。本当に素晴らしい。
地球スゴイ。
🔹二本岩北沈根
姉島の脇にそそり立つ2本の岩。
その海の中にも双子の根が沈む。
いろんな意味で愉快な体験をすることになるでしょう。
🔹オサドリ
カメラの向けどころに迷うポイント。
大きな岩の陰から絶え間なく溢れ出すウメイロモドキとクマザサの壁が見もの。
ミギマキの住処はガイドに聞いてください。
あと、時と場合を選ばないと潮に揉まれます。
🔹サメ穴
青の洞窟です。サメを見た試しはないけど。
そのかわりマダラエイが4枚お休みしているのを見たことがある。亀も結構見る。
ドロップオフのサンゴ群とそこに群がるハナゴイ、ハナダイが美しい。
🔹ドブ磯
姉島の南方で密かに巣食う蟻地獄。どこへ持っていかれるのか、潮の気分次第に身を委ねるしかない上級者ポイント。何を見ても見なくても誰にも言えない秘密の時間。
🔹夜釣り根
大物ポイントです。
何が出るか、謎です。きっと、永遠に。
🔹四本岩北浅根
潮が止まらない。乗るしかない。
🔹西海岸(姪島)
珊瑚だけでも大変見ごたえのあるポイントなのに、そこに生きる生き物たちの姿も多様で魅力的で謎めいている。そこへ毎度毎度サプライズも訪れるのだから、もう、亜空間へ引きずり込まれる思いだ。
🔹サザエ鼻
一度で二度美味しいドリフトポイント。
ダイナミックな地形ダイブ&砂地や珊瑚とそこに根付く魚たちが太陽の光の筋に反射する景色。あなたも私も満足できること間違いなし!
🔹ブルーリボン
ミドリイシサンゴの絨毯の上には相当年季が入ってそうなホウセキキントキが列をなし、人を知らないアジアコショウダイたちがつぶらな瞳でこちらを見てくる。そんなエントリーから始まる、色鮮やかな物語。
🔹へそ岩
見るもの全て群れ。クジラにもイルカにも会えたスペシャルな場所。
小笠原の気温、水温

ダイビング向けウェットスーツの選び方@母島
【1月〜3月】
1本だけならスキンの5mmでも耐えられるかもしれないけど、ジャージの5mmは20分もすればダイビングどころではなくなる。無難にドライスーツがおすすめ。
【4月〜5月】
丘では夏が来た!と錯覚しがちだが、まだまだ水は冷たい。ロクハンとかフードベストとかインナーとか、体温保持を心がけた装備で潜りましょう。
【6月】
5mmのジャージでまぁ大丈夫かな。
【7月〜9月】
なんなら3mmでも平気なぐらいになってくるけど、時々すごくひんやりした潮にあたることもあるので5mmを着ましょう。
【10月〜11月】
5mmでいいですけど、風が吹くと上がったあと寒い。吹いてる日はボートコート を用意しますね。
【12月】
ロクハンがベストなのではないでしょうか。
体格のいい人は5mmのスキンで3本平気で潜っています。
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